みなさん、こんばんは。
木曜日の男、キタの出番でございます。
実は、ブラジルでまだ見てないお金があります。
それは、1レアル紙幣と1センターボ硬貨・・・
私は、お金が大好きです(なんか、イヤらしいな・・・)。
いろんな国のお金を集めるクセがあります。
日本ではデザインの違う500円玉を見るだけで興奮してました。
当然、ブラジルのお金も全種類、揃えようと試みてはいるのですが、
どうしても、手に入らない硬貨が先程お話した、1センターボ。
ブラジルを知らない方のためにお話しすると、
こちらのお金単位はR$ (レアル)とCentavo( センターボ)
ドルと、セントみたいな感じです。
紙幣の種類は、
100レアル 50レアル 20レアル
10レアル 5 レアル 2レアル
そして、幻の1レアル紙幣
硬貨の種類は、
1レアル
50センターボ 25センターボ
10センターボ 5センターボ
そして、幻の1センターボ
さらに、センターボに関しては、
各々、2種類ずつ存在します。
実にややこしい!
こちらに来て、最初はR$100札もなかなか見る機会がありませんでした。
(偽札が多いのと、お釣りが出しにくいという理由から、あまり流通していないそうです・・・)
なので、初めてR$100札を見た時は感動しました。
(それは、こちらに来て3ヶ月位経った頃でしょうか・・・)
さぁ、あとは1レアル札と、1センターボ(2種類)でクリアです。
とは言っても、1レアル札は昔は流通してたそうですが、
1レアル硬貨が幅を利かせ始め、希少種となっているそうです・・・
日本で言うと、2000円札みたいなポジションですかね・・・
じゃ、1センターボだけでも、早く手に入れようと思ってるんですが、
1センターボのポジションは日本で言うと1円のようなもので、
簡単に手に入ると思っていたんです。
ところが、これがなかなか入手困難!
よし、なんか買い物してお釣りをもらうしかない!
当然、そんな作戦になりますよね?
ホットドッグがR$1,99だったんです。
もう、とっても嬉しくて。
やっと、1センターボが手に入ると思って。
2レアル払って、ホットドッグを手にして、
お釣りを待ってたんです。
ところが、店員は完全に私を無視。
それでも、待ちましたよ。
でも、変わらず無視。
私が、『お釣りは?』って言葉を知ってたらいいんですが、
知らないから、待つしかない。
店員が立ちすくんでる私に向かって、
「まだ注文あるの?」
というような雰囲気で話すんです。
諦めて帰りましたよ。
トボトボと・・・
後から知ったのですが、
R$0,99 はR$1,00 と一緒の扱いを受けるんです。
だから、お釣りは出ません。
そんなバカなーっ!ですよね?
ね?日本の皆さん!
じゃ、なんでR$0,99と書くのか!
R$1,00と一緒なら、なぜそう書かない!詐欺じゃないか!
って思うじゃないですか。
ところが、長年住んでる日本人にその事を尋ねると、
「R$1,99のホットドッグを5個買えば、5センターボお釣りが来るよ。」
へ?
5個も食べられるわけないぢゃん!
拙者は、納得いきませぬ。
この国ではR$0,99 はR$1,00 と一緒だと・・・
まぁ、分かった。
じゃぁ、そこだけは譲ろう。
じゃ、R$1,00 払って 価格がR$0,98 の場合は?
「お釣りは来ないね。」
はい??
じゃ、R$0,97 の場合は?
「お釣りをくれる人と、くれない人がいるね・・・」
なんですと?
R$0,96は?
「お釣りは5センターボだね。」
おいおいおいおい・・・
もう、意味わかんない。
じゃ、1センターボの存在理由ないじゃん。
なくてもいいじゃん。
売る側も、1センターボがないんだったらさ、
そんな値段にするなよ・・・
でもですね、カードで支払った場合はキッチリ1センターボまでカウントされるんです。
つまり、ブラジルにおいての、1センターボは・・・
バーチャル貨幣だ。
でも、少し考えると日本では1円を作るのに、
製造原価は 0.7円 (製版・流通コストは含まない)だそうで・・・
そう考えると、流通させない方が賢い方法なのかもと・・・考えたりします。
いずれにせよ、幻の1センターボ硬貨はいつか手に入れてみせます。
それにしても、細部がなんて曖昧な国なんだろうか・・・
さて、今週の一句。
10進法
キャッシュで払うと
5進法。
ブラジルに住む木曜の男。
追記です。上記を表にまとめてみました。
あなたがR$1,00で商品を買った時のお釣り表
金額・・・・・お釣り
R$0,91・・・R$0,10
R$0,92・・・R$0,10
R$0,93・・・R$0,05 or お釣りなし
R$0,94・・・R$0,05
R$0,95・・・R$0,05(当然)
R$0,96・・・R$0,05
R$0,97・・・R$0,05 or お釣りなし
R$0,98・・・お釣りなし
R$0,99・・・お釣りなし
R$1,00・・・お釣りなし(当然)
待てよ?
これってさ、赤で太字のとこはさ、
曖昧ライン(勝手に名付けてみる。)って事でしょ?
企業側はその曖昧ラインで値段をつけてさ、
従業員には「お釣りを出すな」と指示すれば・・・
企業側はまる儲けだね!
では、また来週の木曜にお会いしましょう。
1 件のコメント:
ブラジル選んで正解ですな!www
その曖昧さ
懐かしき感覚です!(爆笑)
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