2011年2月25日金曜日

やかましいっ!と叫びたい。

こんばんは、木曜日でございます。

木曜の男キタでございます。

さて、最近打楽器の音で目が覚めます。
朝もはよから、8時位からドンドンドンドンと…
どうやら、黄色の壁の建物から聞こえてくるようです。
(私の住んでる部屋からの映像です。)




ブラジルはもうすぐ、カーニバル。
おそらく練習でもしてるんでしょうか?
休日も練習してるみたいなのですが、(休日はこの音の5倍位です。)
時々、小学生位の生徒達をたくさん見かけます。

リズムもバラバラで…
時々、大きな歌声が聞こえてくるのですが、
へた…

している本人達はきっとイキイキ、
私は、イライラ。

まだ演奏している姿が見えればいいのですが、
見えないからイライラするのかもしれません。

そして、日々成長を感じられればいいのですが、
ひょっとしたら、下手になってるんじゃないか?
って感じです。心配です。

私がレベルの高いサンバに触れていないからでしょうか、
私はまだ、このリズムが好きではありません。

ブラジルに来たからには、一度、レベルの高い産婆…
違う、サンバに触れようと思っています。

彼らの演奏が上手くなったら、
私はそのリズムに合わせながら、身支度して出社しようと思っています。

でも、今はムリです。
こんなんじゃ、足を挫いてしまいそうです。


さて、今週の一句

 踊るなら、
   キレイに叩けよ。
      ホトトギス。

では、また来週の木曜日に会いましょう。

2011年2月18日金曜日

雹だ。

「金曜日ですが、緊急速報です。
 現場の木曜さ~ん!」


はい、現場の木曜の男、きたでございます。
えぇ、先程、けたたましい雷鳴とともに、雨が降って参りまして、
それに合わせて雹が降って参りました。



大きさはこれくらいです。


ちなみに被害状況は確認できておりません。

以上、現場からお伝え致しました。

あ、特別に金曜の一句
  おにぎりが
    たべ・・・・・

「はい。木曜さん、ありがとうございました。」
「では、次のニュースです。今日未明、便器にハマっ・・・・」

木曜日の男、木曜日に遅れる。

木曜日だったー。
気付いたら金曜日だったー。

寝床にさっき入って、はっと気付きました。
あれ?今日木曜日だ。

のわーっ!もう金曜日じゃーん。



はい。遅ればせながら、
木曜日の男、キタです。

う~ん…
何を書こうかなぁ。

困ったなぁ。
寝床について、枕を整えて、目を瞑って、手を胸の前に組んで、
あと3秒で夢の中だったのになぁ。

ネタが思いつかないなぁ。


あっそうだ。
地球って実は丸くなくてですね、
放っておくと、地球は四角く立方体になるそうなんですよ。
まぁ、角が立ってしまって、地球の平和が保てないっていうね。

そこでですね、その角を丸く削る仕事があってですね。
ちょっとでも尖ってきたら、すぐ削る。
ちょっとでも盛り上がってきたら、すぐ削る。
っていう仕事なんですよ。
削る道具は、ヤスリみたいなもんでしょうかね。

しかしですね、それは誰にでもできる仕事じゃなくてですね、
国連的な組織から選ばれるそうなんですよ。

んでですね、あるお客様とのアポで訪問したらですね、
席に座ってお酒を飲んでたちょっと年配の方がですね、
私を見たとたん振り返ってですね、
「例の仕事に選ばれたんだけど、代わってくれねぇか?」
って私に言うんですよ。

「すごい仕事じゃないですか。なんで、おれに言うんですか?」
って聞いたらですね、

おれ、そんなに器用じゃないから…、
手先が器用な日本人、もしくは日系人に出会ったら、この名誉のある仕事を譲ろう。
そのほうが地球、いや世界の平和を守れるって。

なんて事言うんですよ。

んで、会社に帰って社長に相談してみたんです。
「おれ、今の仕事が好きですけど、やりかけの仕事がたくさんありますけど、
 どうしたらいいですか?やっぱり、角を取らない事には、世界が平和に…」

社長
「馬鹿ヤロー!! 削ってこい! まぁるく削ってこい!
 こんな世界に貢献できる仕事が君に回ってくるなんて、素晴らしい事じゃないかっ!
 こっちは任せろ!!」

なんて、背中を強く叩かれてですね。
今の仕事に未練があったのですが、社長の言葉でですね、

「よし、こうなったら、地球をまぁるくしてやる。
 絶対にキレイに、まんまるく削ってやる!」

って強い使命感に襲われてですね。
気合入った所で、目が覚めました。


ってな感じの、変な夢をこの前見たんです。



えぇ、読者の皆様、
こんな中身の無い文章をここまで読んでいただき、
ありがとうございます。

途中で、なんて中身のない話を書いてるんだ。
って気付いたんですけどね。

まぁ、いいや。って感じでですね。

つまり、次の木曜日にあらためてお会いしましょう。
ってことで…


ごめんなさい。


では、シメにいつもの一句。

  ごめんなさい。
     開き直って、
      おやすみぃー。

2011年2月10日木曜日

聞きまつがい。

みなさん、こんばんは。
木曜がやってきました。
私、キタの出番でございます。

えぇ、私の仕事は営業職、
広告企画・提案の仕事です。

月刊Pindoramaを読んでいただければ、分かるかと思いますが、
日系企業・店舗の広告が大部分を占めております。
大体、社長や店長は日本人なので、打ち合わせ等は日本語で通じますが、
電話する時は、ポルトガル語で話さないと、ほとんど受付の方には通じません。

とは言っても、担当の方に繋いでもらえるまでは、
ある程度言葉が決まってくるので、
最近は慣れたものです。

ですが、当初はもうあたふたした状態で、
直接、面と向かって話できないので、表情も読めないし、
電話の声だけでは、なんとも心細い状態です。
たまに、予想外の言葉が出てきたら、もうお手上げです。

ある日、原稿の〆切が近づいておりましたので、
1日前に打ち合わせした後に、メールで修正した原稿を先方に送りました。
そして、修正や追記がないかの確認の電話をしたんです。

キタ 「Poderia falar com Sr.○○ ?」
   (○○さんと話できますか?)
   ポデリーア ファラール コン セニョール○○ ?

受付 「Ele está em reunião.」
   (○○は・・・です。)
   エリ エスタ エイン ヘウニアオン

さぁ、ここで私は混乱しました。
reunião (ヘウニアオン)
の意味が分からないのです。

いつも不在の時なら、返ってくる答えは
「Ele não está agora.」
(今、彼は不在です。)
エリ ナアオン エスタ アゴーラ


なのですが、ヘウニアオンってなんだ??
初めて聞く単語だぞ??

ヘウニアオン・・・

ヘウニアオン・・・

ヘルニアオン・・・

ヘルニア・・・

ヘルニア!?

つまり、彼はヘルニアなのか??
ヘルニアになったのか??

昨日までは、あんなに元気だったのに??
今、苦しんでいて、会社に出られないのか?
大変だこりゃ!!

思わず、受付の女性に
「Ele tudo bem??」
(彼は大丈夫ですか?)

と聞く始末・・・
もう、細かく説明されても、よく理解できないので、
「また、かけます。」とポルトガル語で伝えて電話を切りました。

そして、目の前にいる布施さんに
きた 「○○さん・・・ヘルニアになったそうです。」

布施 「え? そうなの?? 大変だね。」

きた 「昨日まではすごい元気に話してたんですけど、
   災難って突然なんですね・・・」

布施 「そうだね。突然だね・・・」

きた 「・・・・・。」




きた 「あの・・・布施さん? reunião (ヘウニアオン) ってヘルニアの事ですよね??」

布施 「会議って事だね。」

きた 「・・・・・・。」

ウーゴは横で聞いてて大爆笑。机を叩いて大爆笑。
布施さんは呆れて苦笑い。

まぁ、○○さんは無事で何より。


さて、そんな私の木曜の一句。

 穴掘って
  入った後に
    埋めてくれ。

では、また木曜に会いましょう。

2011年2月3日木曜日

態度がデカすぎるホームレス

みなさん、こんばんは。

木曜の男、キタです。
ちょっと、荒れてます。
言葉が汚いかもしれませんが、お許し下さい。

未だに不可解な人間の行動にブラジルのホームレスの行動があります。
いや、ホームレスという生き方もきっとアリだとは思っています。
とかく、生きているって事は素晴らしいと思います。
ただ、生まれた環境や育った環境に恵まれなくて、
今の状態にいるのかもしれませんし、
自ら望んだ状態なのかもしれません。
言葉が分からないので想像の域は出ないのですが。

どうしても許せない事があります。
歩道に対して垂直に寝てやがるホームレス。

パウリスタ大通りは歩道が広いのですが、
サンパウロはなぜかほとんどの歩道が狭いのです。
そんな歩道に横になって寝るホームレス・・・
夜も昼も関係ありません。

邪魔で邪魔で仕方がありません。
ブラジル人はそんな寝ているホームレスをよけて進むか、
乗り越えて進むのです。
寝ている当人は全くよける気配はありません。
これは、当たり前の景色のようです。

もう、イライラします。
「端っこで寝なさいよ。」
と美川憲一口調でいつか言ってやりたい位です。


日曜日の買い物帰り、道路に横たわって、
仕方なくよけて通る私に
「よぉ、中国人!」
と陽気に話しかけてくるホームレスさん…

もう、金縛りにあって、
タイミング良くスコールが降ってくればいいのに。
30分位、雨にうたれちゃぇばいいのに。


ある日のこと
会社の近くの角に飲食店があるのですが、
いつも寝ているホー・ムレス君がいるんです。
故意かどうかは置いて、いつも歩行者の邪魔をしながらそこに存在します。

今回は、その角で道路に足を投げ出して寝ています。
「あぁ、そんなに道路に足を出してたら、轢かれちゃうよ・・・」
そう思って通り過ぎた5秒後、
「あぁぁぁぁぁっ!」
って叫び声が響きわたりました。
振り返ってみると、ホー・ムレス君が飛び跳ねています。
近くには停車した配送車。
「ほら、言わんこっちゃない。」
周りの人を見ると呆れた顔で彼を見ています。
どうやら、想像通り足を踏まれたそうですが、
誰も同情はしていないようです。
轢いた運転手も全く無視して仕事をしています。

ブラジル人にとって、ホームレスの存在は一体なんなのでしょうか?

物乞いされたら、食べ物を買って渡したりする光景は良く見ますが、
それが、ホームレスの気にいらない食べ物だったら、目の前で捨てたりします。
感謝の気持ちが足りない物乞い…

カトリックでは、困った人を見たら助けるという文化があるそうで、
よく、お金や食べ物を与えている人を見ますし、
私も良く声をかけられます。

でも、魚を与えてもダメだと思うんです。
魚の釣り方を教えないと、ずっと現状から抜けられないと思うんです。
与えるのは別にいいですが、与える事が自己陶酔のために見えてくるんです。

だから、一度も彼らに与えた事はありません。
こんな私は冷たいのでしょうか?


そこで、木曜の一句…

  幸福と
    書いてる毛布で
      ホームレス

願いなのか…
現状なのか…
意味深な光景でした。

では来週の木曜日に。