どーも、木曜日の男、キタです。
こちらでは、バスの事をオニブスと言うんですね。
失礼ですが、覚える時、鬼ブス(鬼のような不細工)と覚えました。
さて、こっちに来て初めてオニブスに乗ったときの事。
当時は運賃がR$2.35だったでしょうか?
(インフレばかりで値上げの多い金額を覚えるのも大変ですが。)
こっちでは、メトロもバスも同じカードにお金をチャージをして、利用するのですが、
何せ、ブラジルに来たばっかり。
カードをどこで買うのか、そもそもカードの存在すら知りませんでした。
(サンパウロのバス事情を知らない方の為に、)
こちらは、ワンマンバスではなく、バスの中央あたりに会計係がいるんです。
前方から乗車し、カードをピッとしたり、お金を払うとゲートがくぐれ、
後ろから降りる事ができるんです。
シルバーの方ですと、お金を払う必要がないため、会計せずに、前から乗り前から降りることができます。
ちなみに、カードはメトロの駅構内にある黄色のブースで買う事ができます。
さて、本題。
カードを持ってない私は、R$20を持ってゲートをくぐりたかったのですが、
その会計係、「お釣りがない。」と言います。
(言葉が全く分からないのですが、こんな感じでした。)
どうやら、お釣りが出るまでゲートの前で待て。という感じ。
仕方なく待つのですが、みんなカードでピッピッとパスして行くんです。
みんな現金で払わないので、お釣りが出る様子はありません。
いや、そんな事よりも何よりも、
ここで一番叫びたいのは、接客態度の衝撃的な違い!
日本の感覚で言うと、
普通は、お釣りくらいは用意しているもので、用意してない会計君、あなたが悪い。
いや、お釣りがたまたまない事も日本ではある。
でも、お釣りがない場合、準備不足である事にせめて申し訳なさそうにするハズ。
な・の・に、その若僧は、
サングラスはしたまま接客するわ、
足投げ出すわ、
携帯で誰かに電話して喋りだしたと思ったら、
携帯でテレビを見だすわ。
もう、やりたい放題。
違う国に来てるから、日本のモノサシで計ってはいけないのに、
その時は怒りが沸点近くまできていました。
周りの乗客を見てみると、それがいつもの光景のように、意に介さない模様。
そうか。これがブラジルでは普通なのか。
いかん。怒りを静めなければ。
「あんちゃん、おれは降りる事ができるのか?」
そう思っても、言葉にする事ができません。
なんとかして分かってもらおうと、表情にイライラ感をだすのですが、
当然、その会計係は、相も変わらず横柄な態度です。
ピラピラとR$20札を見せても、お釣りはまだないよ。みたいな感じで、
手でシッシッとされます。
刻一刻と降りるべきバス停が近づいてきます。
ピラピラ
シッシッ
ピラピラ
シッシッ
ピラピラ
シッシッ
ブチン!
「おい!クソガキ!
てめぇの給料は、てめぇの社長からもらってるんじゃねぇんだ!
俺達、利用者からもらっとるんじゃ!
なんだその態度は!
おれは降りられるのか、降りられないのか?
どっちじゃ!
まず、そのイカしたサングラス外さんかいっ!」
乗客の皆さんをビビらすつもりはないので、
静かにドスの効いた日本語でとうとう言ってしまいました。
サングラスを慌てて取り、
何やら、カードを取り出し、
タダでゲートをくぐらせてくれました。
伝わるもんですね。
日本語で。
「お金は?」
と聞いたら、
「いらない。」とジェスチャーで伝えてきました。
あの、ビビッた表情を見たら、
逆に申し訳なく思ってしまいました。
ごめんなさいね。会計君。
まぁ、こんな事でイライラしちゃダメですね。
ブラジルに来て、もうすぐ半年。
少しずつ慣れてきています。
木曜日の男 きた。
1 件のコメント:
思ってる以上にヤクザな顔してんだから
威嚇しちゃあかんよwww
ちなみその時、空手のマネ事したことは内緒にしときます・・・
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