土曜日と日曜日にサンパウロで行われたWLPJJ(ワールド・リーグ・プロ・柔術)主催の柔術の大会の模様をリポートしたいと思います、、、
場所はサンパウロ市内のサント・アマーロ地区にある私立高校の体育館(非常にきれい)で行われました、、、
この大会の特徴は賞金が出ることです(黒帯の部のみですが、、、)
黒帯の各階級の優勝者は1000へアイス、準優勝者は500へアイス、、、
黒帯の無差別級の優勝者は5000ヘアイス、準優勝者は1000ヘアイス、、、
なので、黒帯の出場者が多いのも特徴です(色帯より黒帯の出場者のほうが多い、、、)
色帯の各階級の優勝者にも賞金が出れば、自分も出たかったのですが、、、
出場費が120へアイスもしたので諦めました、、、
出場費は高いのに、色帯には賞金がない、、、
つまり、色帯の出場費で黒帯の賞金を賄っているという理不尽な面があります、、、
今回はこの大会の中から最大の注目、黒帯無差別級をリポートしたいと思います、、、
無差別級のみ面白いシステムを採用しています、、、
土曜日に行われた無差別級トーナメントの勝者が、前年の優勝者(ディフェンディング・チャンピオン)と日曜日に試合をして今年の優勝者を決めます、、、
前年の優勝者にはチャンピオンベルトがあり、もし新王者が誕生すれば、ベルトが移動します、、、
左は前年度チャンピオン・ベルナルド・ファリア(アリアンシ柔術)、右は土曜日のトーナメントを勝ち抜いてきたホドルフ・ヴィエイラ(ガマ・フィリオチーム)、、、
ベルナルドは今、最も勢いのあるアリアンシ柔術の重量級を代表する選手、、、
対する、ホドルフはリオにあるガマ・フィリオチームの選手で知名度ではベルナルドに劣ります、、、
しかし、前日の決勝戦でベルナルドのチームメイト、あのセルジオ・モラエス(メジオ級世界王者)を破っているだけに侮れません、、、
今、最も勢いのあるアリアンシ柔術の応援席はすごい盛り上がり、、、
サッカーの応援ばりにみんなで歌っています、、、
ベルナルドの飛びつきクロス・ガードから試合はスタートしました、、、
クロス・ガードを割って上からパス・ガードを仕掛けるホドルフ、、、
下からベルナルドが起き上がって片足タックルに行きます、、、
ここで上下が入れ替われば2ポイントがベルナルドに入るところですが、、、
ホドルフのバランスもよくなかなか下になりません、、、
ホドルフがハーフ・ガードに到達してアドバンテージが一つホドルフに入ります、、、
この時点で0-0アドバンテージ0-1でホドルフがほんの少しリード、、、
試合時間はどんどん過ぎていき、焦るベルナルド、、、
1回スイープ(上下を入れ替える)すればベルナルドの逆転勝ちですが、、、
しかし、終了間際ホドルフが再びハーフ・ガードに到達してアドバンテージを追加、、、
試合終了、結局0-0アドバンテージ0-2でホドルフの勝利、、、
アリアンシの応援席に向かってわざと挑発するホドルフ、、、
対照的にマットの上で大の字で悔しがるベルナルド、、、
中央は賞金5000へアイスとチャンピオン・ベルトを巻く、新王者・ホドルフ・ヴィエイラ、、、
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