2012年11月29日木曜日

誉めて誉めてー。祝って祝ってー。

みなさん、こんばんは。
木曜の男でございます。

本日、サンパウロは快晴で汗ばむ陽気でございました。
夏と冬を行ったり来たりでどうも落ち着かない天気でしたが、
やっと夏らしくなるのでしょうか?

さてさて、ブラジルに来てビックリしたことを思い出しました。

日本のみなさんは、誕生日にサプライズで祝ってもらった事が1度や2度あるかと思います。
日本では普通、誕生日ぱーりーで主役はお金を払わなくていいものです。

一応、礼儀として払う素振りをみせつつも、
「っもうっ!主役が金出してどうするの!
あなた抜きで割り勘するから心配しないで!!」
というような言葉を待って財布を引っ込めるものです。

それが、日本の通常の誕生日の祝い方。


ところが、ブラジルでは、

主役がお金を払ってパーリーを開き、
(企画・広報・開催・後始末まで)
友人知人を招待するのです。


ある日、ブラジル人に誕生日を聞かれ、生年月日を伝えると、
「おぉ、今月じゃねぇか。いつパーリーをするんだ?
日本食を用意してくれよ。SAKEがあるといいなぁ。わははー。」

なんて、言われたものだから、頭の中に疑問符がいっぱい。

「は?なんでおれが準備するの?」

と聞いたら、ブラジル人も逆にびっくり。
近くの日本人が、ブラジルではそうだよ。って。
主役がお金払ってぱーりーをするんだよ。って。

「ねーねー、祝って祝ってー。
金払うから私の誕生日祝ってー。」

みたいな、まるでかまってちゃん・・・

もしくは、誕生日はタカられる日・・・


そこまでして祝って欲しくはありませぬ。
そんなことする位だったら、生み育ててくれた親にプレゼント買う方がいいではないか。


誕生日は

日本では主役が王様になり、

ブラジルでは主役が執事になるかのよう。


余りに真逆で、未だに理解できない考え方です。


あ、そうそう。誕生日プレゼントに楽々サンパウロをどうぞ。



さて、一句

  誕生日

    尋ねられたら

          「忘れたね。」

よし、ブラジルではこう答えよう。
日本では、「毎日!!」って答えよう。

では、また来週の木曜日にお会いしましょう。

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