こんばんは。
木曜の男、キタの登場でございます。
相変わらず、弊社のブログ担当は私だけ・・・
ホストが一人しかいないホストクラブ状態ですね。
しばし、ご勘弁を。
さて、タイトルの件ですが、
こっちに来てからずっとその意味について考えております。
昔は私も刺青にとても憧れました。
「なんか、かっけー!!」ってな浅はかなもんです。
しかし、日本は刺青に対してアレルギー反応が強く、
刺青をタトゥーと言い換えて、お洒落にカモフラージュしたとしても、
未だにタトゥー人口はごくわずか。
一方、ブラジルはと言うと、まぁしてるしてる!
老若男女、下手な絵だったり、意味不明な模様だったり、
「兄弟」と腕に彫ってあったり、
「愛」という漢字のつもりが、真ん中の心が抜けた字になってたり、
(真心の無い愛ってなに!?)
「健康力」とか、「交通平和」っていう意味が分かるような分からないような・・・
もう、めちゃくちゃ。
でも、後悔してる感じでもない。
下手な絵でも、堂々と露出して歩いてたりするんです。
日本人みたいにタトゥーを入れた事に後悔する感じが無いのは、
体を大切に思ってないのか、過去を受け入れて前しか見ていないのか・・・
少なくとも、日本人よりはタトゥーにOPENです。
私が昔憧れたタトゥーを未だに彫らないのは、
なんか、不幸せになるような気がしたからです。
体にはなんか、気の流れがあって、その流れがタトゥーによって変わるとか、
お金持ちや成功者で(成金とは違います)タトゥーを彫っている人をまず見ないからとか、
余計な目で見られるのも面倒だし、チャンスを逃すだとか、(見た目で90%を判断されるらしいしー。)
親からもらった大事な体だからだとか、
まぁ、もろもろそんなこんなの合わせ技です。
まぁ、そんなこんなは一旦、置いといて・・・
私が気になるのは、これが心理学で言う自傷行為に当たるということです。
日本で有名なのは、リストカット(手首をカミソリなどで切る行為)ですが
どうやら、タトゥーもピアスも自傷行為に当たるらしいのです。
とするとですよ?
ストレス(失恋・挫折・肉親との死別など)を感じたときにその自傷行為をするしたら、
ブラジル人含む欧米人ってストレスに弱いのでしょうか?
ストレスを感じるハードルが低いのでしょうか?
またはストレスへの対処法の代表的なのがタトゥーなのでしょうか?
(ここで私が言うストレスとは、顕在的なものだけでなく、無意識に感じているストレスもあります。)
なんか、小難しい話をしていますが、
言葉ができたら彫った本人に聞いてみたいんです。
どうして彫ったの?彫る前は何を考えてた?彫ってどうだった?
なんか、ストレスを感じてた?
など、その時の環境も聴いてみたいんですけどね。
10年後には聴けるでしょうか・・・
ポルトガル語頑張らなきゃ。
今、現在の私の見解としては、
結局、タトゥーって彫ってみると強くなった気がするし、カッコよくなった気がするし、
精神的な意味も含めて、強さへの憧れによる衝動って感じがします。
彫ったらカッコよく、強くなれるって思ってしたとしても、
それは、ほとんどが勘違いで終わる。
最終的には「体をムダに傷つけない方がいい。」ってなると思うんですけどね。
まぁ、分かんないです。
ブラジル人を見ているとこんな考え自体も無意味な気がします。
さて、アタマから火が出そうな木曜の男がお送りする、
今週の一句
左腕、
なんで右腕と
彫ってんだ??
では、また木曜にぃー。
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