2011年3月3日木曜日

木曜の男は、刺青(タトゥー)を考えてみる。

こんばんは。

木曜の男、キタの登場でございます。
相変わらず、弊社のブログ担当は私だけ・・・

ホストが一人しかいないホストクラブ状態ですね。
しばし、ご勘弁を。

さて、タイトルの件ですが、
こっちに来てからずっとその意味について考えております。

昔は私も刺青にとても憧れました。
「なんか、かっけー!!」ってな浅はかなもんです。

しかし、日本は刺青に対してアレルギー反応が強く、
刺青をタトゥーと言い換えて、お洒落にカモフラージュしたとしても、
未だにタトゥー人口はごくわずか。

一方、ブラジルはと言うと、まぁしてるしてる!
老若男女、下手な絵だったり、意味不明な模様だったり、
「兄弟」と腕に彫ってあったり、
「愛」という漢字のつもりが、真ん中の心が抜けた字になってたり、
(真心の無い愛ってなに!?)
「健康力」とか、「交通平和」っていう意味が分かるような分からないような・・・

もう、めちゃくちゃ。
でも、後悔してる感じでもない。
下手な絵でも、堂々と露出して歩いてたりするんです。
日本人みたいにタトゥーを入れた事に後悔する感じが無いのは、
体を大切に思ってないのか、過去を受け入れて前しか見ていないのか・・・
少なくとも、日本人よりはタトゥーにOPENです。

私が昔憧れたタトゥーを未だに彫らないのは、
なんか、不幸せになるような気がしたからです。
体にはなんか、気の流れがあって、その流れがタトゥーによって変わるとか、
お金持ちや成功者で(成金とは違います)タトゥーを彫っている人をまず見ないからとか、
余計な目で見られるのも面倒だし、チャンスを逃すだとか、(見た目で90%を判断されるらしいしー。)
親からもらった大事な体だからだとか、
まぁ、もろもろそんなこんなの合わせ技です。

まぁ、そんなこんなは一旦、置いといて・・・

私が気になるのは、これが心理学で言う自傷行為に当たるということです。
日本で有名なのは、リストカット(手首をカミソリなどで切る行為)ですが
どうやら、タトゥーもピアスも自傷行為に当たるらしいのです。

とするとですよ?

ストレス(失恋・挫折・肉親との死別など)を感じたときにその自傷行為をするしたら、
ブラジル人含む欧米人ってストレスに弱いのでしょうか?
ストレスを感じるハードルが低いのでしょうか?
またはストレスへの対処法の代表的なのがタトゥーなのでしょうか?
(ここで私が言うストレスとは、顕在的なものだけでなく、無意識に感じているストレスもあります。)

なんか、小難しい話をしていますが、
言葉ができたら彫った本人に聞いてみたいんです。
どうして彫ったの?彫る前は何を考えてた?彫ってどうだった?
なんか、ストレスを感じてた?
など、その時の環境も聴いてみたいんですけどね。
10年後には聴けるでしょうか・・・
ポルトガル語頑張らなきゃ。

今、現在の私の見解としては、
結局、タトゥーって彫ってみると強くなった気がするし、カッコよくなった気がするし、
精神的な意味も含めて、強さへの憧れによる衝動って感じがします。

彫ったらカッコよく、強くなれるって思ってしたとしても、
それは、ほとんどが勘違いで終わる。

最終的には「体をムダに傷つけない方がいい。」ってなると思うんですけどね。

まぁ、分かんないです。
ブラジル人を見ているとこんな考え自体も無意味な気がします。

さて、アタマから火が出そうな木曜の男がお送りする、
今週の一句

 左腕、
  なんで右腕と
   彫ってんだ??

では、また木曜にぃー。 

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