2012年10月25日木曜日

男の2倍、女性は与え、そしてもらえる。


ブラジルはサマータイムに突入しましたが、
皆さんはいかがお過ごしですか?

どーも、木曜の男です。

先日、地下鉄に乗ってた時のこと、
横に座ってるおばちゃまが携帯電話で誰かと大きな声で話ししていました。
(ブラジルでは普通の光景ですし、社内通話は禁止されてはおりません。)

そのおばちゃま、

「hvfd;gじぇth@ぃあjgかljご・・・べージョ

と言って電話を切りました。
このべージョとは、beijoのことで、キス・接吻・口づけという意味です。
(ちなみに、キスするという動詞はbeijarでございます。)
よく電話の切り際に良く聞くセリフです。

こちらでは恋人だとか関係なく、女性に対してほっぺにキスをしたり、
耳元でキスの音を鳴らすのが、出会いと別れの通常の挨拶です。
それを電話ではべージョと口に単語を出して言うのです。

この習慣を日本にムリヤリ当てはめても全然うまくいかない。

「んじゃ、またカラオケ行こうぜ。キス。

「ほな合コンのセッティング頼むわ。今日はおおきに。口づけ。」

「ほんなこて、今日は楽しかったが、あんがとなー。せっぷん。
(本当に今日は楽しかった。ありがとうね。)


ね?全然ダメ。
あえて、近い雰囲気で言うならば、
「では、また会おうぞ。いつでも誘ってよいぞ。んむちゅーっ。

ただ、このべージョ、ビジネスシーンでも使ったりするので、
日本ではこれもまたよろしくない。


もっと、日本の文化に近づけるならば、
非言語的振る舞いは、やっぱりお辞儀。
「んじゃ、またみんなでボーリング行こうぜ。お辞儀。

んー変。

「ばってん、また会おうやー。おれい!

闘牛士じゃねぇんだから・・・。

「まだメシさいぐっぺー。ごんどはおらがおごっちゃっからよーぺこりー。」

昔、日本で芸人が使ってたな・・・。



結局、



むりっ!!



日本語の「お世話になります。」ぐらい、
別の言語と文化になると日常には溶け込めないセリフ。

という結論に只今至りました。



確か、 beijo の仕方が楽々サンパウロにのって・・・たっけ?



さて、一句


   ベージョって


      野郎同士で
         

          言っちゃダメ!


Hugoは使っても大丈夫だよ♪って、おいらを騙そうとした。
ニヤニヤで分かるんじゃっ!!

では、また来週の木曜日にお会いしましょう。

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