こんばんは、木曜の男がブリッとお送りする、
月刊ピンドラーマ編集部だより。
いつも私は地下鉄通勤。
中央で南北に走る青い線。
いつもこれに乗ります。
青線の一番下のJabaquara(ジャバクアラ)駅から、
弊社がある、中央あたりに位置するLiberdade(リベルダージ)駅まで。
一駅あたり約2分。30分未満の通勤時間です。
さて、この青線。サンパウロの地下鉄では一番歴史のある線路です。
後からできた東西に走る緑線は車両も新しく、空調も万全なのですが、
この青線を走る車両は、未だに古い車両が走っています。
(最近は新しい車両をみかけますが・・・。)
駅の案内も緑線は機械の声でアナウンスするのですが、
青線ではまだ車掌さんが地声でアナウンスをします。
少し話はそれますが、
私がブラジルに来て初めて覚えたまとまった文章は、
Próximo estacão Paraíso. Acesso linha dois Verde.
(プロッシモ エスタサァオン アセッソ リーニャ ドイス ヴェルヂ)
次の駅はパライゾです。緑の2番線に接続します。
という文章です。最初は何を言ってるか分かりませんでしたが、
乗り換えの駅になると必ず案内が流れるので、マネできるようにまでなりました。
やっと本題ですが、ここ最近、
Próximo estacão Santa Cruz. (次の駅はサンタクルスです。)
というような単純な案内の後にもう一つアナウンスが追加されました。
「降り口は右側です。」という意味の
Desembarque é ao lado direito do trem.
デゼンバールキ エ アオ ラード ジレイト ド トレイン
最初はアナウンスが変わったと驚き、たまたま今回の車掌さんが親切なだけかと思いましたが、
どの車掌さんも各駅毎にしっかりアナウンスしている所を聞くと、
全社的な決定事項だと思われます。
確かに、盲目の方に降りる方はどっち側か?って聞かれる事がありましたので、
そのような方々には大変親切なアナウンスです。
いやぁ、とても素晴らしいです。
また話は脱線しまして、
青線に時々出没する車掌さんで、語尾が異様に上がる発音の人がいます。
Próximo estacão Saúde. (次の駅はサウージです。)
プロッシモ エスタサォン サウージ
この赤字部分のサォンが異様に上がるのです。
活字じゃうまく説明できないですね。
日本語で言うと、
次の駅はサウージです。と言うのが普通の所、
次の駅はぁ?サウージです。といういうイメージです。
少し吹き出してしまうのですが、その車掌さんの運転する車両に乗ると
何かイイ事が起こると勝手に信じています。
皆さんも、この車掌さんの発音は特殊なのですぐに分かるかと思いますが、
きっとその日はイイ事が2つ起きるでしょう。
では最後に木曜の一句。
木曜のぉ?
次の曜日はぁ?
金曜日。
んじゃ。また木曜にお会いしましょう。
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