あっと言う間にまた木曜日でございます。
あららー、なんか2011年も半分すぎましたねー。
さてさて、ブラジルの各地には日本人移民の功績が多々残されています。
そこで、今回Guataparàと言う場所に49周年の式典があったので、
お邪魔させていただきました。
サンパウロから約300Kmの場所にある、
バスに揺られること、約4時間。
ちなみに、まだサンパウロ州内でございます。
日本で言うと、まだ県内でございます。
あぁ、なんと広い。
鹿児島県18家族、高知県2家族、新潟県3家族、
計23家族88名が配耕されたゆかりの地だそうです。
元小泉首相も来たそうで、その時にはヘリコプターで飛来し、
ヘリの中から花束を投げる予定だったそうな。
ただ、下を見るとグランドに「小泉首相大歓迎」と大きく書かれてあり、
それに感動した小泉首相は急遽、「おれ、やっぱ降りて直接花束を渡す!」
って事になったそうです。
それを記念して建立された記念碑がこれ。
日本人移民は成功したとは言われますが、
実際には、多くのマラリアに感染し、日本の地を再度踏むことなく、
亡くなった人も多いのです。
そんな中、多くの困難や孤独を乗り越え、不毛の地を開拓した先輩方に、
小泉首相は「感動」という書を残したと思われます。
さて、収穫祭も同時に開催されていましたが、
遠き日本の今回の惨事に募金運動も行われていました。
さて、式典が終わったあとは、入植跡地の廃墟をみてまわりました。
周りはさとうきび畑。赤土の広大な土地を走ります。
コーヒーを乾燥させる建物だったそうで、
今は既に廃墟。
中に潜入。廃墟マニアっているんでしょうか?
オススメだと思われます。
下の写真は映画館跡。
そして、ブラジルはパイナップルが原産だそうで、
これはパイナップルの原種だそうです。
貨物列車のみの駅と線路。
夏の線路の膨張なんてイメージできないから、
線路のつなぎ目はビッチリされてます。
おかげで、線路が波打って波打って・・・。
さて、こんな感じでグァタパラを体験してきましたが、
サンパウロ新聞に新しい鹿児島出身の女性研修生もおり、
一緒に行動しました。
茂みにはガラガラヘビ(猛毒)もいるらしいという情報もあり、
彼女に「怖くない?」って聞いたら、
「怖いですねー。でも、噛まれても一回目は大丈夫ですよね。
ほら、2回目が危ないって言うし・・・。」
って答え。
「・・・・。節子、それはスズメバチや・・・・。」
さて、また来週の木曜日にお会いしましょう。
おっと、木曜の一句。
鹿児島は、
保護したくなる
馬鹿ばっか。
※きっと、私も入ります・・・。合掌。
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