2012年3月8日木曜日

木曜日の男の金曜日。

みなさん、こんばんは。
えぇ、木曜の男の出番でごわす。

さて、今回は木曜の男の花金のお話。
今でも日本の皆様は花の金曜日、略して「花金」という言葉は使うのでしょうか?

金曜日は何も考えず呑んだくれて、土曜日には呑みすぎた事を後悔して床に伏し、
日曜日は「笑点」の音楽が日曜日の終わりを告げる序曲となり、
「ちびまる子ちゃん」から「サザエさん」を観るというよりも、眺め、
そして、からくりTVで笑うけれども、月曜日を思うと心からは笑えない・・・。
そんな日本の週末はまだ伝統的に残っているのでしょうか?

私の金曜日は「金太郎」というリベルダージにある飲み屋で終わりを告げます。


弊社のフリーダム社長、川原崎の行きつけで、私もお供するのですが、
主にブラジル人が大半を占め、狭き店内はいつも賑わっております。
店内がいっぱいなため、路上に椅子を出し、それを机代わりに立って飲む。
これが通な金太郎スタイルでございます。

日本人や日系人ももちろんいますが、飛び交っている言語はほぼポルトガル語。

常連のブラジル人ともある程度、仲良くなりまして、
裁判所で働く、妊娠75か月目に突入のブラジル人Z氏や、
日本での勤務経験もあり、ブラジルに永住した紳士のペルー人で、
ジムに通い健康的に汗を流すも、
ビールで全てを白紙に戻してしまうC氏と主に話します。

そうは言っても、隣に座った顔見知りだけの方も話しかけてきたり、
酔っぱらった女性が勝手に私のコップで酒を飲み、
「つぎたまえ。」と言わんばかりにおかわりを催促されたり、
腋愛々和気藹々な感じのお店。

大体こんな感じで、2時間ほどで10本位の瓶ビールを開けてしまいます。

日本では、飲み会でもあると、相手のコップのビールが減ると率先して注ぎ足しますよね。
それをC氏にも当然のようにすると、
「おまえが、どんどん注ぎ足すから、おれはあっという間に酔ってしまう。
 全く、グビグビ。日本人ってヤツは・・・ゴクゴク・・・。」

難産Z氏は、
「おい、お前はポルトガル語は成長したのか?」
と毎回、心配してくれます。
一方私は、Z氏のお腹がいつか破裂するんじゃないかと、そっちの方が心配です。

まぁ、皆さんも 「金太郎」 に足をお運び下さい。
おつまみも和風で、美味しいですし、
良質のピンガやカシャッサも揃っていますし、
客層もインテリですし、店員は日系人で日本語の通じる兄弟ですし。

では一句。

  Z氏は、

    週に8日

      金太郎。

んじゃ、また木曜日に会いましょう。

お待たせ致しました。
月刊ピンドラーマ68号(2012年2月号)はこちら。
楽々サンパウロの表周りと目次はこちら。


勘違いしないでっ。
おもしろいとか押して欲しくないんだからねっ!↓↓↓

0 件のコメント: