2011年1月20日木曜日

Pois não ?

みなさん、こんばんは。

木曜の男です。
ポルトガル語って難しいですね。
日本語ですら難しいのに・・・

さて、タイトルの Pois não? (ポイズ ナァォン?)
とはどういう意味か?

例えば、ホテルで受付で、カウンターに行ったら、
挨拶のあとに必ずと言っていいほど、言われます。

接客業なら必ず冒頭で聞く言葉です。

最初は全く意味が分かりませんでした。
とは言え、知ったのは最近ですが。

Pois não ? とは、
não とは否定で英語では no という意味で、
Pois とは接続詞で使われる言葉ですが、それ故に、したがって、
文節の頭に使われると、それなら、それでは、という意味だそうです。
まぁ、他にも細かく意味があるのですが、
não と一緒に使われることによって、代表的な接客用語となり、
「何をお探しですか?」・「何にいたしますか?」・「何か御用ですか?」
という丁寧な意味になります。

ところが、最近まで、Poison não ?
Pois は Poison という、英語いう所の毒という意味だと思っており、
つまり、直訳すると「毒はない?」転じて「害はない?」という意味だと思っていました。
ブラジルは治安が悪いという事から、きっと来客者に必ず聞くのであろう。
でも、ちょっとお客様に失礼だから、さらに転じて「もちろんあなたは害はない人ですよね?」
という良い意味のニュアンスで使われているのだろうと・・・

だから、お店に入ってPois não ?って言われたら、
当然、私はお店に害を及ぼすつもりはないので não!
と元気に答えて注文していました。

お客様に電話かけても、受付の人が Pois não ?って答えるので、
não! とはっきり伝えてから、用件を話していました。

このシーンを日本語にすると
店員 「何かお探しですか?」
木曜男「探してないっ! これが欲しい。」

受付 「何か御用ですか?」
木曜男「用はないっ!パクさんいらっしゃいますか?」

ってな感じ・・・
どうりで、店員は変な表情するな・・・受付は一瞬沈黙するな・・・・
と不思議で、不思議で・・・。

最近、辞書をひいたついでに調べて、赤面・・・


では、木曜の一句・・・

  イヤという。
    最初は言っても、
      欲しいのさ。

では、また木曜日に。

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