2011年11月24日木曜日

迎えにくる。

皆様、こんばんは。
木曜の男の出番でございます。
(私一人しかおりませんが・・・。)


以前、目の不自由な方でも活発に生活している様子をこのブログにも書きましたが、
今回は、素晴らしいシステムを、お伝え致します。

メトロですが降りる駅で、身体の不自由な方に手を貸すスタッフがいるのです。
最初は、障がい者優先の車両に常に張っているのかと思っていたんですが、
どうやらそうではないらしく、いたりいなかったり。
でも、車椅子であれ、白い杖をついている方であれ、そのような方が乗っている時に限って、
その方の降車駅の車両の前で、待っているのです。

どうやら、乗る前に、誘導したスタッフが
「なぁ、どこで降りるん?何駅なん?」
と、スタッフが聞いて、降りる駅の別のスタッフに無線かなにかで連絡し、
電車が到着する時間を見計らってスタンバイしているらしいのです。
そして到着すると安全に誘導してくれる様子です。

青いポロシャツを着ている左の方がそのスタッフです。
背中には白い文字で Posso ajudar?(ポッソ アジュダー?)と書いてあり、
「手伝いまひょか?」という意味です。

なんて素晴らしいシステムなのでしょう(テレビ番組劇的ビフォーアフター風に)。
ちなみに、鹿児島県には地下鉄はありませんが、
路面電車や電車・バスはあります。
ですが、このようなシステムはありません。
ちなみに、大都会東京はどうなのでしょう?

障がいを持つ方が生きるには、
道路の凸凹や信号、高すぎる段差、運転マナー・点字ブロックなどは、実に不親切です。
しかし、このような面は目を見張るものがあり、
サンパウロに来てから何度も感動しております。
以前も書きましたが、乗客もそんな方を見るやいなや、すぐに席を譲りますし、
高齢の方や、妊婦さんにも席を即座に明け渡します。

うん、やっぱりブラジル人、いいね。


では、一句。

  手伝って。

     語学勉強、

        手伝って。


流石にそれは言えませんが・・・。

では、また木曜日にお会いしましょう。

2011年11月17日木曜日

キラキラネーム。

こんばんみ。
木曜の男がヌメっとお送りする、今宵。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

さてさて、だいぶ前のお話になりますが、
ポルトガル語の語学学校に私は通っておりまして、
そこで、日本語を勉強されてる日系人やブラジル人と、5人位でお食事に行った事がありました。

そこでのお話。

まぁ、ブラジル来たての頃、当然私は大したポルトガル語は話せませんし、理解もできません。
ブラジル人にとっても、日本語は難解なようで、主に会話はポルトガル語でした。
もう、愛想笑いの連続。

ただ、何かきっかけに興味を引きたいなぁって思いまして、
「へい、名前はなんて言うんだい?漢字で書いてやるよ。」
って、目の前でフォークとナイフを使いながら、カレーを必死で食べてる彼に言ってみたんです。

「おらは、ファビオだ。」

そうか、うんうん。
しかし、単なる当て字もつまらない。
美男ではあるけれどちょっと、とぼけた表情してたから、
そこらへんのナプキンにペンで書いて教えてあげました。




「不安美男」


ファビオの顔が

( ゚ ρ ゚ )ボー



∑(・∀・) ォオー!!


ってなりまして
ファビオ「おぉーっ!いいなコレ!この紙もらっていいか?」
と、予想外の反応。

でも待てよ、おれは聞いた事がある。
真に受けて、この類の紙をスキャンして刺青を入れちゃったヤツを。


木曜の男「ダメだ!これはダメだ。ちゃんと書くから。」


ファビオ ( ´゚д゚`)エー



そして、ちゃんと書いた名前は、


「不暗美雄」



常に前向きで美しいオスであれ。という意味だ。
とつたないポルトガル語で説明。

ォォオオー!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ オオォォー!!

もうね、はしゃぎだしました。


ファビオ「んじゃ、この最初の「不安美男」ってどういう意味だ?」
って聞かれたからもう大変。

「不安そうな草食系美男子の事だよ。」とは言えず・・・。

「あぁ、間違ったんだ。」
とだけ伝える。

まぁ、それから、みんな
「おれは?私は?」って感じになり・・・。

最後に、うどんを拙い箸使いで食べてた日系3世の女性が、
「私は?」
(; ・`ω・´)
とこんな顔で聞いてきた。
名前は?と聞くと、
「サユリ。」

「多分ね、サユリってのは、小さな百合の花の事だよ。」
って漢字で教えてあげたら、

∑(゜∀゜) ンパァァーーッ!!

って顔に。

もう、書いてる私が楽しくて。

「でもね、君は日系人だね。苗字はないのかい?」

って聞くと、使う機会がないのか、しばらく沈黙。


(;・∀・)

「キヌカワ??」

「そうか、んじゃ、多分これだね。」

   絹川 と書いてみせると、



( ´・ω・`)・・・。

「んーとね、絹の川って意味なんだよ。」

「つまりね、君の名前は
 絹の川に咲いた小くて綺麗な百合の花
って意味なんだよ。素敵な名前さ。」
って教えたら、

∑(゜∀゜) ンンンパァァーーッ!!

ってそりゃぁもう、こっちまで嬉しくなるようなリアクション。
ってか、親も教えてあげてくれよ。
しかし、このサユリちゃん、すごく笑顔で大事そうにメモした紙を持って帰りました。

でも、ブラジルの日系人でせっかく日本名でも、意味を知らない人が多かったりします。
なぜなんでしょう??

ちなみに、弊社のウーゴも同様で、
有吾とか、雨後とか、当て字で書いてあげたら同様にとても喜んでいました。
ただ、どうやら父親から聞いてみたら、有吾という漢字だそうで、(おぉ、当ってる。)

「意味はなんだろうな?」

って、一番大事な所をなぜ私に聞いてくるのか、不思議に思いながらも、
『吾、ここに有り。』
 どーんと構えて、迷わずに生きなさい。って意味だと思うよ。」
ってウーゴに言ったら、
ものすごく嬉しそうな顔で、復唱していました。

さて、長くなってしまいましたね。
では、本日の〆の一句。

  名前はね、

    一生モノの

      プレゼント


とうちゃん、かぁちゃん、ありがとう。

では、また木曜日にー。

2011年11月10日木曜日

今何時??

みなさん、こんばんは。

動物の死体に囲まれた夢を見て、
「うわっ」って声を出して跳ね起きた木曜の男です。
夢占いでは、どういう意味なんでしょうか?

さてさて、今回はブラジルでのお話ではありません。
中学校の時に誰かに教えてもらったお話。

「人の一生を一日にした時に、あなたは今何時か??」

時々、迷った時に計算してみたりするんです。

日本人男性の平均寿命は79.64歳だそうです。
(日本人女性の平均寿命は86.39歳)

ちょっと計算してみると、
79.64歳 ÷ 24h ≒ 3.32
ですので、つまり、
1h が 3.32歳となります。

さぁ、これで、男性の方は自分の年齢÷3.32をすると、時間がでますね。
(女性は 1h が約3.6歳となりますので、今の年齢に3.6で割って下さい。)

私は現在、32歳ですので、32歳÷3.32≒9.6
深夜0時に誕生したとします。
すると32歳の私の時間は大体、
AM 9:30
でございます。

今の生活からすると、やっと電車に乗ったトコでございます。
あらあら、将来に悩むも何も、まだ出社していないんですから、
何も起こっておりません。
悩む段階でもございません。
むしろ、ちゃんと出社できるように、車に気をつける。
それだけでございます。

こんな風に考えていくと、実に面白いと私は、昔から考えております。
当然、死ぬ時は深夜の0時ですね。

んじゃ、正午って何歳?となりますね。
お昼休みの時間です。
ご飯を食べてから、頑張ろう!って時でございます。
何食べよう!誰と食べよう!って時でございます。

3.32×12h≒40


つまり、男性の正午は40歳です。
(女性の正午は3.6×12hで約43歳)


おやつの時間男性50歳、女性54歳



仕事を17時に終えるとします。
3.2×17で男性はその時、56歳です。
(女性は3.6×17で61歳)

18時まででしたら、59歳
(女性は65歳)
残業をして、19時に仕事を終えたら、63歳
(女性は68歳)

仕事を終えて、今から恋人とデート。
えぇ、今からでございます。
デートは60手前から。


こうやって、当てはめていくと、なんか面白いと思いませんか?
事故に遭いやすい時間帯だったり、
ラッシュアワーの時間だったり、
眠くなる時間だったり、
それは何時で、いくつの時なんでしょうね??
この一日が日曜だったら、どうなるんでしょう?


さて、私が一日の中で一番充実した時間や、
集中した時間を過ごせるのは、
22時以降です・・・。

つまり、




73歳








そう、死ぬ間際。






あちゃー。







年齢にすると、木曜の男71歳の一句、

   夜行性、

     大器晩成

        同義語だ。

それでは、また来週の木曜日にお会いしましょう。

2011年11月3日木曜日

調子に馬乗り。

みなさん、こんばんは。

木曜なので、さりげなく流し目でキタがお送り致します。

しかし、最近サンパウロは、また寒くなっております。
空気は日本の夏休み明け1ヶ月経過後位の肌寒さでございます。

さてさて、サンパウロ生活ももう慣れたもので、
食べて、寝て、笑う位の生活は無難にこなしてるなぁ。って自信満々でございます。

自炊にも手馴れてきたもので、
「お、塩がねぇな。買いに行くか。」ってことで、
この前近くのスーパーに買いに行ったんですよ。

もう、手馴れた私は鼻歌まじりで、
しおー♪、シオー♪、すぃぃぃおぉぉぉっ♪
なんて糊海苔でございました。

フフン。皆さん塩とはポルトガル語で sal (サル)と言うんですよ。
勉強になりますね♪

そして、この辺と思われるブロックに発見しました。
おぉ、塩はこんな包装で売られているんですねー。



ふふっ♪超余裕♪
ブラジルで買い物なんて超余裕♪

母よ、妻よ、おれはブラジルで元気にやっているぞ。


さて、帰ってビンに詰めるか。






あれ??
ブラジルの塩ってこんなん??
なんか、違うよーな気がする。


舐めてみる。







これ、









こーむーぎーこー!!




よくみたら、


sal


じゃなくて、


sol


だー!!






おふっ。
やってもーた。

solって太陽って意味です・・・。
実に、紛らわしいっ!




























良く見たら、小麦のマークあるじゃないか!!
知らなかったけど、
falinha de trigo
 粉 の 小麦

で、小麦粉です。

あぁ、おれ、まだまだです。
おかあさん。



  小麦粉を

    使った料理、

      おれできねぇ。


誰か、何か作りに来て下さい。
では、また木曜日にお会いしましょう。